7月からSwiftUIを実際にアプリを作りながら勉強している。ただ、あるところで行き詰まってしまった。というのも、swiftUIの説明の中に「値型」「参照型」「型パラメーター」「オーバーロード」「オプショナル」、、、、など多くのよくわからない単語が出てきて、それを曖昧に理解したまま勉強していたので限界が来たのだ。色々とswift系のエンジニアの勉強法などを調べてみると、概念などをしっかりと理解することが大切であることがわかった。ということで8月から、『詳解swift』という少し分厚い本を読んでいる。ただ、なかなか内容がぎっしり詰まっていて、重いので、全体像を把握するのにもかなりの時間がかかった。とりあえず1周は読んで、大切なワードや全体像を把握できたので、今は2周目で丁寧に読んでいる。2周目からは、かなり理解できてきて、断片的だった知識が繋がって、それが次の理解をより濃くしている感じである。夏休み中に2周目を終え、9割の理解を目指し、後期のアプリ開発の土台にしたい。
↑8月は結構遊んだので、9月はかなり勉強した。ただ、勉強するたびに気づいたら寝ている自分もいた。
8月の終わりに高橋くんとアンケートをする際に意識することや押さえるべき内容をまとめたので、先生に確認のために報告し、また、先生からのアドバイスもいただいた。
メモ
・質的調査→ミステリアスなものからヒューリスティックに何かを発見していく
・分類がわかってきたら質的調査(アンケート)に移っても良い。
・自分でフィルターをかけずに質問する(話を遮らない。最後まできく)
・インタビュー対象者が自分でも言葉にできないことがあることを理解する。
・インタビューする人が答えを引っ張らない
・ある程度終わったら、ペルソナ分析に移っても良いかも→どういうものを作れば良いか見えてくる。
・インタビュー対象:祖父(80)
・職業:元菓子職人、会社経営者
・インタビュー形式:対面、対話形式
・インタビュー時間:1時間半
●研究材料になりそうなfact
・ある本との出会いが、起業グループ加入のきっかけとなり、それ以降、売り上げが面白いほど右肩上がりになった→先生の教えに従うことが祖父の希望だった。(祖父にとって有益な情報が希望だった)
・修行時代、師にもっと計画的に動けと言われ、それ以降、1日の流れの全体像を頭に入れて働くようになった→結果うまくいき、褒められるので嬉しい。
・今の若い人はどうして若いのに希望がないか疑問と言っていた。
・自分で目標を設定して、自分から前向きに動くことが大事で、そうじゃないと人間ダメになると言っていた。
・あまり友達がいなかったけど夢があったから全然気にならなかった。
・社会の状況的にお金を借りにくかったし、周りに抵当にしていた土地をとられてる人がいたから、先が見えなかった。
・睡眠時間当時は3時間だったし、倒れたこともあった。でも嫌ではなかったし、むしろやりがいがあった。→銀行との信用作りという明確な目標があったからがんばれた。
・85まで(あと5年)は釣りをしたい。→そのために毎朝10km自転車に乗る→足がダメになったらどうしようもないから。
・老後を楽しむためには現役の時に名一杯頑張るべき→若い時にたくさんお金を稼いだから今は全く心配はない
●考察
・祖父の人生にとって、会社の成長が大きな希望であり、だからこそ、生活を犠牲にしてまで仕事に没頭できたのではないか。また、そのような希望を持てていたのは、40代から経営学などを勉強してからと言っていたので、知識というものはその人の希望になるのではないかと思った。
・話を聞いていて、物凄い前向きでポジティブな印象を受けた。ずっと仕事に没頭していて特に悩むことも少ないと言っていたので、希望から生まれる没頭は、悩みを減らし、人生を豊かにするのではいかと考えた。
・「成長」と「情報」が希望のキーワードになるのではないかと思った。
・計画というよりは知識によって生み出される意見によって、未来像が明確になり、希望を持って行動できている感じがした。
●反省
・相手の答えに対するリアクションが薄い
・少し誘導している部分があった
・もう少しゆっくり落ち着いて話すべき
・インタビュー対象:父(54)
・職業:菓子職人、会社経営者
・インタビュー形式:対面、対話形式
・インタビュー時間:1時間半
●研究材料になりそうなfact
・つまづきそうな予感がした時にオプションを作る。オプションを3つくらい作る。→それが希望になる。
・チャンスを見逃さないことが希望につながる→そのためには情報収集。→ネットで調べる。人脈。
・震災の時の助成金のオプション(3000万か1億以上で3000万(スピード)に希望を持った)→知識を元にできた考え方が希望につながる。
・自分のやりたいことに対する投資が希望
・計画のこだわり→目標を細分化する。→より自信を持てるようになった。
・今頑張って将来をよくしたい(ビジネス→ファーストクラスで旅行できるように)
・コーチング=希望を与える手段→希望(=自分の強み&仲間)があればビジョンができる。
・若い人が希望を持てない→感性がないから(旅行しろ!!)→感性がないと考えられない(考える力がないと希望を持てない)
・寝る前に希望を考える。(昼間は現実、夜は非現実)
・大変な時に希望は生まれる(アイディアとか解決策とか)
・保険=希望
●考察
・現役の会社経営者ということもあって、話の内容もその視点からみた回答が多かったのだが、オプションが希望になるというのは新しい観点だ。ただ、オプションを生み出すにも情報収集が重要ということで、情報が希望につながるというのは前回の祖父の話ともつながる。
・感性がないとかんが考える力が育たない。考える力がないと希望を持てないと言っていたり、希望はオプションだと言っていることから、父は希望と知性に関係性を見出していると思った。
・保険=希望、希望=オプション、などと捉えていることから、父は不確実性を減らすこと自体を希望と捉えているのではないかと考えた。
●反省
・いろんな意見を聞くことができたが、どうしてそのように考えるようになったのかなどのバックグラウンドをうまく聞くことができなかったし、話してくれなかった。
・インタビュー対象:神大女子(21)
・職業:理学部生物科3年
・インタビュー形式:ZOOM、対話形式
・インタビュー時間:1時間半
●研究材料になりそうなfact
・計画を立ててる時が好き(一番モチベーションが高い)でも達成できなくて萎える
・計画崩れて萎えてる時は何してる?→スペイン語の場合は資格の勉強とは別で授業とかでモチベーション。
・友達と遊ぶ約束とかを積極的に立てたい。→たくさん予定詰めるタイプだから、早めに決めたい。
・ビジョンに悩む→将来やりたいこと(大学院、就職、食料関係のボランティアしたい、再就職)の順番配置に悩む。1・2年生の時は楽しく悩んできた。でも近い未来だから苦しい
・希望を持てている?→今は悩んでるから希望はない(感じられない)、普段は楽観的だから希望持てている。→将来が楽しみ。
・周りに希望を与えてくれる人→中学の時の塾の先生(大橋さん→高校の時にアメリカ研修→エージェントさんが希望を与えてくれる→修学旅行的なノリで行ってる人が多い中お叱りをいただいた→今でもたまに連絡をとっている→アクティブでタフな人→期待をしてくれているから応えたい→大港さんなら大丈夫だって応援してくれることがある)
・大学受験の時に1時間勉強したら一円ためる→希望→塾の先生のおすすめ→受験が終わったら寄附→世の中のために
・大学受験の時大きな挫折→おば(言い方がきつい)→おばにせめられたことの方がショックが大きい→叔母に対する反骨心→ある種の希望(大学で成果をだす)
・希望ってなんだと思いますか→希望は選択肢がある状態→選択肢から選ぶのが辛い(今)→昔は選択肢があること自体が希望(昔)
●考察
・計画を立てている時が一番モチベーションが高かいが達成率はそんなに高くなかったり、1・2年生のときは楽しく悩んでいたりと、計画を立てたり、未来に想いを馳せること自体に喜びを感じている印象を持った。
・希望=選択肢がある状態と捉えているのは父と同じであり驚いた。やはり、未来が思い描けることに人々は希望を感じるのではないかと考えた。また、思い描いているものが確実であtたり、それを楽観的に捉えているほど、大きな希望を抱けるのではないかと思った。
・反骨心だったり、一緒に居たくないというネガティブな希望もあるのだなあと再確認した。そのような希望を持っていた頃の自分を本人はよく捉えている様子ではなかったので、そのような過去は現在の希望に直接つながらないのではないかと思う。
●反省
・特に悪かった点はないかと思う。
・エピソードも踏まえた意見などをしっかりと聞くことができたのはよかった。
・もう少し、話をしっかり聞いて、共感して質問すれば深いところまで聞けたのかもしれない。
・インタビュー対象:神大男子(20)
・職業:経営学部国際経営学科3年
・インタビュー形式:ZOOM、対話形式
・インタビュー時間:2時間
●研究材料になりそうなfact
・1日の最初にルーズリーフにまとめる。→終わるか終わらないかは別として安心
・予定を把握しなきゃ嫌な性格。いつ何にお金を使ったかをしっかり記録してる。
・留学をきっかけに、細かく管理している。
・将来のことは不安なことが多くて、考えると恐ろしくなる。
・将来に希望はある。→自分がより成長できることに希望を持っている。(自分のちからで変化を起こす)ゼミで柔軟な考えを磨く機会があるから(成長できる)希望を持てる。
・行きたいって気持ちは多いけど、いかないことも多い。
・帰国後のキャンパスライフを楽しみにしてたけど、コロナでだめ→音楽で心を整える。
・環境の変化になかなか適応できない。→新学期とか嫌い。→環境が変わる節目は楽しみもあるけど、不安も大きい。
・コロナの中でみんなが頑張っているのは、いつか元どおりの日々がくるという希望があるからではないか。
・良いことしたら良いこと帰ってくる。悪いことしたら悪いことが返ってくるってすごい思う。
・友達にあえることを楽しみに今は目の前のことを頑張ろう
・希望を持てない人は→自分を大切にする。→マレーシア(留学)=仕事中にスマホ→彼らは自分を大切にする。日本は働きすぎ。→もっと楽観的になるべき
・希望とは→健康に生きられること→いきものがかり「健康でまた会いましょう」→今になって健康さの大切がわかる。
・(長期的な)目標設定は高いほうだと思う(自動車メーカー)。(短期的な)目標設定は現実的
・希望を与えてくれる人=友達。一人一人の長所を尊敬できる
●考察
・心配性だと計画を立てるが、将来の不安も大きいのだなと感じた。
・留学で様々な価値観に触れたことを通して、希望に対する考えが変わったと考えているのは面白い。半沢直樹(ドラマ)などについても多く言及していたので、彼の考え方に影響した物語や経験
が現在の彼の希望に大きく影響していると思った。
・前の友達と似て、計画を立てること自体に安心感を感じている人は多いのだと感じた。ただ、そういう人は達成率がそんなに高くないような気がするので、あまり達成できるかは気にしていないのかもと感じた。
・祖父と同じで彼も「成長」というキーワードが希望につながっていそうだ。
・前の友人と同じく彼も希望には「楽観」が必要であると考えており、客観的な事実ではなく、物事の捉え方が希望に大きさに影響するのかなと感じた。また、物事の捉え方は常識に左右されることが大いにあり、常識は国や文化によって左右されるので、楽観的な雰囲気の漂う国ほど希望を持てている人が多いのかなと感じた。
●反省
・性格と計画に関係性が見えそうなので(心配性だと計画を立てやすいなど)、それに加えて、その性格と希望の関係を探る質問をしてもいいかもしれない。
・インタビュー対象:大学生(21)
・職業:商学部3年
・インタビュー形式:ZOOM、対話形式
・インタビュー時間:1.5時間
●研究材料になりそうなfact
・地元の友達と旅行しようってなった→ある程度行きたいところの候補を立てた。→日にちとか合わせるのを進んでやった→予算とかも計算して提案した→人に楽しんでもらうのが好きだから楽しい。
・知識・情報が自信になる→人間関係→コミュニケーションで役に立つ
・理想主義→就活→行きたい企業ばっかり見てた→ゼミで現実離れしてるのではないかっていうフィードバックをもらうことがおおい。
・理想と現実のギャップで落ち込むことがある。→中学校の時酷かった→恋愛とか
・理想に向かってどれくらい頑張れる→ケースバイケース→自分が執着心があるかないか→ない場合は逃げる。大学一年の時の恋愛は結構執着心は持てていた→1年半くらいは持てていた。→執着心をどういうものに対して持てている?→自分の価値に関わる問題(他者
の評価)
・何かを長期的に頑張るってなった時に意識してることは?→ゴールがあったとして、それを達成した時の自分をイメージすることが多い
・成功体験→バイトで顧客満足度に関して賞状もらった。→店舗の人がしっかり見てるんだな
・楽しみなこと(長期)→結婚した後の生活が楽しみ→自分の家族
・希望とは→理想と現実のギャップが小さいほど希望を持てる
・常に他者と比べることがある。周りのレベルが高い方が頑張れる。
・感謝されると頑張れる(旅行・アルバイト)
●考察
・話の中に常に「他人」が出てきている。自分でも周りのことを気にするし、周りの評価を気にして意思決定することが多いという自覚があるとも言っていた。私自身、彼は人との付き合いを大切にしている人だと思う。今回のインタビューを通して、このように、人間関係を大切にする人は、人間関係がうまくいくことに希望を持つし、私の父や祖父のように、仕事を大切にする人は、仕事がうまくいくことに希望を持つ。つまり、その人が大切にしているものこそが、その人の希望を大きく左右するのではないかと感じた。
・ここでも知識が人間関係において良好なコミュニケーションを築く際の希望になっている。
理想を思い描くことは、希望になるが、現実とのギャップを間に受けてしまうとそれは無くなってしまうのだと感じた。
●反省
・一貫性のある話をしてくれたので、聞きやすかった。
・テンポも良く自然に会話できたので、特に問題はなかったと思う
・インタビュー対象:大学生(21)
・職業:体育学部3年
・インタビュー形式:ZOOM、対話形式
・インタビュー時間:1.5時間
●研究材料になりそうなfact
・計画立てたりするのが好き→性格的→人生を1秒1秒無駄にしたくない→だからビッシリスケジュールを埋めたい→暇が嫌だ→誰と何をしたいっていう予定を立てる→
・先のことを考えるよりは一瞬を大切にしている→経験が未来につながる
・アイフォンのカレンダーに何時に起きるから書く→空いている時間を把握して、友達との予定を埋めていく。→1週間先までは具体的→予定入れられると安心する
・野望→バイトでお金ためてキックボクシングを始めたい→ライジンがきっかけ
・野望→旅行したい(旅行好き)→今まで積んだことない経験をしたい。
・挫折経験→ない?→コロナ?→大学の1年目に周りについていけなった。→高校が充実しすぎてたからこそ焦ったり、がっかりした→落ち込むんじゃなくて、違うことで楽しむ(地元の友達)
・希望を持てている→結婚とか先とかは見てない→ありふれた日常が希望(毎日希望持てている)
・ドタキャンとかあると絶望しちゃうこともある
・希望=基本は自分で作るもの、作れない人には作れる人が与える、日常に希望があると思う、家族とか友達を大事にする、気晴らしにする散歩とか、希望を見つけるためには自分から行動しないといけない(日常に溢れてるから)
●考察
・未来とかではなく、今を一生懸命生きることに価値を感じており(志向性が現在)、それが未来の希望になるというケースがあるのは面白いと思った。やはり、その人が良いと信じていることを実行していたり、そこに向かっている時に希望を感じるケースは少なくないみたいだ。
・予定を埋めることに希望を感じる人は予定が崩れると絶望に変わる。(計画それ自体を立てる人とは逆なのだなあと思った)
・彼や父や祖父のように、行動力があって積極的な人は、希望は自ら作るものだと考えている人が多そうだ。
・彼の場合も「今」が大事だと信じており、だからこそ、ありふれた日常に希望を感じている。そこから、やはり、人々が大切にするものや信じているものが希望と深く関係すると思った。
●反省
・会話のように盛り上げるには共感しつつ、自分の話とかも交えるのが大切だと思った。
・人によっては、相手の話を引き出すために、ユーモアも必要だと感じた。